The City Repair Projectの作品Sunny Side Piazzaを見学してきました。

2018年8月22日にポートランド在住のPSACE会員 村上ゆうさんに案内してもらい、The City Repair Projectが地域住民と行った交差点の活性化の事例としてSunny Side Piazzaを見学してきました。

The City Repairのプロジェクトでは交差点の4角の住宅の合意と、さらにその交差点から前後左右の2ブロックの住人の8割の方の賛同を得ることで、活動をすることができますが、このSuuny Side Piazzaは中でもよく地域住民がまとまった成功事例とのことです。

<Sunny Side Piazza>

これらの作品があることで、何もなかった交差点に子供達が集まって遊ぶようになったり、また通行する車も作品に注意を払うので、自然とゆっくり通過することもあるので交通事故が起きにくくなると地域によい効果をもたらします。(統計的なデータに基づいた検証結果ではございません)

特にこのSunny Side Piazzaはキヨスクと呼ばれる街角の市民ライブラリーがあったり、近くの小学校に通う小学生と一緒に小学校にもいろいろとCobと言われる土や藁をこねて作ったベンチを作ったりと積極的に活動をされています。

<交差点にあるキヨスク>

持ち寄った本を自由に貸し借りしたり、情報をシェアしたりできるそうです。

<Sunny Sideの小学校とそこにあるCobでできたベンチ>

決して一度作って完成ということではなく、メインテナンスも必要ですが、このように近隣住民と一緒に地域を盛り上げる創作活動はとても意義があると思います。日本で同じように交差点にアートを描くのは難しいですが、地域の住民と何かに取り組める姿勢は見習えたらと思いました。

事務局 井上

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