今日は今年から新しく準備会メンバーに参加頂いてい株式会社オーガニッククルーの森さんが経営されるレストラン、Navarre Tokyoにポートランドからポートランド Navarre本店のオーナーJohnさん、そしてNavarreに長らくワインを提供されているCarlton CellarsのオーナーDaveさんが来日されていたので、お伺いして、美味しいワイン、とオーガニックな料理を楽しんできました!なんと、Navarre Tokyoはアメリカ大使館のコンテストでも優勝されている、日本を代表するアメリカ料理のお店でもあります。
今日のメニューは全てJohnさんが自らアメリカから持参した食材を豊富に使った料理でした。(食材をそのまま持ち込むとはなかなか大胆な方です!)Johnさんのお店では長らくお付き合いのある専業農家さんから、その日の食材を全て受け入れて、料理をするため、普段からあまり定番メニューが多くないとの事です。それにより、農家さんは自由に旬の野菜を作る事ができ、売れ残りのリスクを回避する事ができるし、お店もクリエイティビティを発揮して、レストランのお客さまに常に新鮮な感動を与える事ができると、Johnさんはお話されていました。
Navarreをポートランドに開店してから、すぐに人気が出て有名になると、San Franciscoなどからも出店の依頼が殺到したそうですが、Johnさんは決して首を縦にふる事はなかったそうです。ですが、森さんと出会って、その熱意を感じ、また日本という異国の地に何かポートランドとの共通点、シンパシーを感じて、初めての海外出店をすることに決めたそうです。
そして古くからの友人である、Carlton CellarsのDaveさんも紹介し、彼のワイナリーで作られるPinot Noir やPinot Grisなどポートランドから南西に位置するCarltonの肥沃な土地で育ったブドウから取れる美味しいワインもこのNavarre Tokyoにて提供されています。Daveさんも今回のために、まだアメリカでも発売されていない新作のワインなどとっておきのワインを多数持参されて来日してくれていました!
普段はシャイというJohnさん、Daveさん、お二人ともとてもフレンドリーで、アットホームにおもてなし頂き、ワインの説明や、料理の素材のご説明などたくさんのお話を伺うことができました。
このような素晴らしいお店を展開されている森さんは、ポートランドの食に関する哲学、そして野菜そのものの美味しさを引き出す、オーガニックな料理の魅力を広く広めていくため、一般社団法人エシカル協会や、NPO法人オーガニック協会など様々な活動をされています。そんな森さんがこの世田谷ポートランド都市文化交流協会準備会に参加してくれることで、フードカルチャーの要素も盛り込んだ議論が活発になっていくことが期待されます。
なお、Navarre Tokyoは青山のお店は4月17日で営業を終え、また今年の7月からあらたな場所に移転されて、より一層ポートランドと東京をつなぐコミュニティとしてレストランをオープンされるそうです。
ぜひ、今後の森さんのご活躍にご期待ください!
事務局 井上