2018年8月22日に引き続いてPSACE会員の村上ゆうさんの友人Pandoraさんが住んでいるサスティナブルなレジデンス Kailash Eco Villageを訪問してきました。
ここはもともと麻薬中毒者が集まる治安の悪いアパートメントだったのを、オーナーが買い取り、180度真逆のサスティナブルなEco Villageに作り替えました。
まず取り組んだのが、コンクリートの12台分の駐車場を壊して、アーバンファームに変えたことです。コンクリートを壊すところから皆で協力して作業したそうです。今、このレジデンスに住むには月一回1時間以上、野菜担当やフルーツ担当などの各種持ち回りの業務をこなす必要がありますが、住人自身がいろいろなスキルを持っている方々なので、皆積極的に参加してお互いの知識を共有しているとのことです。
ちょっとした物置の上にもプラントを置いてみどりを増やしています。
廃材を使ったウォーターキャッチ。雨水で動きます。
堆肥を作るためのガーデンに設置されている野外トイレ。
こちらで堆肥になるようコンポスト化します。
散歩が十分できる広さのバックヤード。
シャワーの排水もすべて再利用するとのことです。
ここはもともとプールだったところを土で埋め立ててテラスにしています。
ここまでサスティナブルな住宅には正直驚きました。もう郊外に出かける必要もないグリーンコミュニティがここにあります。一方で、これからの課題はここに住んでいる住人と地域の方々との交流と、相互理解とのことです。Pandoraさんによると収穫祭など地域の方も参加できるイベントも開催しているそうですが、まだまだ参加者はそこまで多くないとのことでした。今後はもっと地域との交流を深めていきたいとのことです。
Pandoraさんの個人ホームページもご覧ください。
http://earthvillage.org/
事務局 井上