ドーンさんと烏山地区のみどり・住環境を視察してきました!

2021年9月24日(金)に当協会運営委員で世田谷みどり33協働会議の大坪さん主催の烏山地区のみどり・住環境を視察する見学会に参加しました。当日はポートランド市から半年間フェローとして世田谷区のみどり政策課に来られているドーン・ウチヤマさんをお招きして半日散策してきました。また世田谷区の中山みずほ議員、また当協会の倉田副会長にもご参加いただけました。

ドーンさんは世田谷区のみどり政策課の他、東京農業大学にも講師として在籍され、すでに区内の色々なみどり環境:等々力渓谷、宇奈根地区、成城地区、上野毛に予定されている新しい公園予定地など精力的に視察されております。

ツアーはまず区の特別保護区でせたがや百景にも選ばれている高源院の弁天池から始まりました。こちらの鴨池は以前は区内でも有数の湧水として親しまれてきましたが、最近は堆積物も溜まり、水位も下がり鯉の生育も難しくなっているようです。また外来種である亀も繁殖してしまっているので、駆除などの対策も必要とのことです。

次に烏山にある岩崎学生寮周辺にある民有地である雑木林を視察しました。区内にこのような広い雑木林があることに驚きを感じつつ、なんとか適切な管理をして、区の貴重なグリーンインフラとして活用できないかと感じました。区も何度か交渉を試みられたそうですが、地価の問題などなかなか難しい状況とのことです。

その後、JKK烏山北住宅を視察しました。こちらにある団地も建設からかなりの時間を経て、建替や区画整理の必要性があり以前から整備計画が進んでいるとのことですが、まだまだ時間がかかり、本格着手は10年以上先になるようです。数十年の時を経て、当初想定していた子育て世代は減り、昔から住んでいる高齢者が多くなった地区のあるべき公園の形、また変わらぬ道路整備計画、など考えさせられました。

この並木を残せるかどうかも実際に住んでいる住民の皆さんがどう声を上げて、自分たちの身の回りのみどりを守るのか、本当に重要な問題と思います。

最後に、大坪さんがボランティアの方々とともに植栽の管理や、保育園児と一緒に菜園などを管理するコーシャンハイム千歳烏山を視察してツアーを終えました。コロナ禍でなかなかイベントの実施も難しい状況ですが、出来る範囲で色々と工夫され園児といっしょに芋掘りをしたり、また植栽の手入れをされています。

今回の視察でもドーンさんは色々と気付きを得られたようで、ポートランドも昨今開発が進む中、どう実際住む住民に相応しいみどりを確保するのかが課題になっている様です。時とともに住民環境また昨今は気候変動に伴うレジリエンスを持つグリーンインフラの確保、お互いに共通する課題もあるとのことです。ドーンさんは今後は下北沢のみどり環境、線路跡地にできた新しい空間ボーナストラックなどを視察される予定です。また今年から当協会も協力団体として加えさせていただいた「落ち葉ひろいリレー」にも何回かご参加いただく予定です。

<世田谷落ち葉ひろいリレーのスケジュール(予定)>

皆様ももしご都合が合えばぜひ落ち葉ひろいリレーに参加して、ドーンさんや参加者の皆さんと交流してもらえれば幸いです。

事務局
井上