2018年8月21日 (火）に世田谷区の保坂区長と一緒にポートランド市役所を訪問し、協会発足の報告をテッド・ウィーラー市長ならびにポートランド市振興局キンバリー・ブランナム局長にさせて頂きました。
この会談は当協会の発足にも色々とご協力いただいているポートランド前総領事の古澤洋志様にご尽力いただき実現できました。
保坂区長からは最近出版された”<暮らしやすさ>の都市戦略――ポートランドと世田谷をつなぐ”の執筆の経緯や、これまで区長自らが学んでこられたポートランド市の先進的な取り組みを今後世田谷でも学んで行きたいとの熱意をお話されました。
そしてキンバリー局長の方を中心に世田谷区の職員との教育・グリーンインフラに関する協働、交流のお話を進めて行くことになりました。将来的には子供たちの交流なども考えていきたいなどとの意見交換をしました。
協会からは明治大学の小林副会長が代表して改めて産官学民が一体となった新しい協会が立ち上がったこと、また立ち上げに際して行われたシンポジウムが盛況に終わり、市民からの期待の高さもあることを説明いたしました。
さらに、マニフェストにも掲げている通り、若い起業家人材を育成するための人的交流の道筋を話し合っていきたいとのお願いをさせていただいております。
ポートランド振興局もグリーンインフラをはじめとするポートランドのノウハウの提供や、より活発な日本企業との輸出入での交流を目指していきたいとのことで、今年の12月に振興局のチームの方が来日を検討されているので、その際また色々とお話をすることを約束いたしました。
会談の後は、ポートランド振興局主催でポートランドに在する日本文化・企業活動をされ日本と大変関係の深い諸団体の代表にもお声がけ頂いたウェルカムランチ会にお招き頂きました。
＜キンバリー局長からのウェルカムスピーチ＞
＜保坂区長からの出席者への御礼のご挨拶＞
ランチ会の出席者には当協会発起人でもある黒崎美生様の他、新しく総領事に着任された寺岡敬様、日本商工会代表の小野瀬雅幸様、ポートランド日本庭園CEOのスティーブン・ブルーム様、オレゴン日米協会事務局長のグラハム・モリス様、他トレーディング関係の企業・団体の方など20名を越す方々にご出席ただいておりました。
＜当日配られていた案内状＞
今回のポートランド市役所の訪問は、ポートランド側関係者にも当協会の認知を広げることができ、今後のさらなる活動・交流に向けた良いスタートラインになったと思います。
改めてご尽力いただいた古澤様、黒崎様、他関係者の皆様方に厚く御礼を申し上げます。
事務局長 井上
